
クリっとした黒い眼で、頭が大きくて三頭身。歩くときは手足をドタバタと動かし、お世辞にも上手な移動とは言えない「ヤモリ」。
でも、そんなヤモリがかわいくて仕方ありません。
ヤモリは、帰巣本能があるようで家にいるヤモリは昼間どこかに出かけても夜には必ず同じ場所に戻っています。
もし、家で同じ場所でヤモリを見かけたら、そこが彼の居場所だと本人は思っているのです。
そんな可愛いヤモリですが、とても生きるのが下手です。
寒さには弱く、冬眠もする場合もありますが、小さいヤモリはうまく越冬できないことがしばしばあります。
水分の取り方も下手なようでミイラ化してる場合もあります。
最初は自然のままが良いと思っていましたが、そんなヤモリを冬だけ保護してあげたくなり、ヤモリを飼うことにしました。
その前に、ヤモリについて少し知識を付けておきます。
二ホンヤモリを調べた
普段ヤモリと日本で呼ばれているヤモリは正式にはニホンヤモリと言います。
ニホンヤモリと言う名前ですが、実は外来種で江戸時代以前には日本にいたようです。
特性:夜行性です。
食性:肉食です。主に昆虫を捕食しています。
そのため、家に侵入する害虫を駆除してくれることから、ヤモリの事を漢字で「守宮」「家守」と書きます。
ちなみに、英名では、ヤモリ=Geckoとなります。ニホンヤモリは学名ではJapanese Geckoです。
ヤモリの飼育方法
ヤモリを飼育するためのケースです。冬を越す事も考えるので保温できる事が大事です。
あと、ヤモリは結構動きますので十分の広さも考えます。
そして、ただ飼えれば良いというわけではありません。カッコよさです。
機能性とカッコよさを兼ね備えたケースを探しました。
イメージとしては白亜紀です。
ケージ選び
そして決めたのがこのケージです。ジェエクス株式会社の
「エキゾテラ グラステラリウム6045」
このケースであればヤモリを飼うのに機能性も耐久性も良く、しかもカッコいいやつが出来そうでしょ?
そんな、ケースのイメージがこれです。
土
ケージの中の土が今回環境を考えた上で一番こだわりました。
まずは、生活環境の衛生面です。
コケ・シダ
今回、コケとシダは近所の生えているところを探そうかと思いましたが、種類も解らないのでネットで検索しました。
その中でもレビューが高く安くてコスパが良さそうな4種セット(ヒノキゴケ アラハゴケ スナゴケ シノブゴケ)をお試しに購入してみました。
量が少なそうなので2パック購入も検討しましたが。1パックで十分の量でした。育てて行くのも楽しみなので満足です。
流木
流木も、いざ自分で揃えようと思うとなかなか難しいです。
ヤモリの遊び場として必要ですが、その辺の良さそうな木が無く、製材された木では味がないので購入しました。
当然ですが全て一点物です。面白い形の流木が入ってました。
あく抜きと乾燥が施してあって便利です。水中には向かないかもしれません。浮いてしまいます。
住み家
夜行性のヤモリが昼間安心して寝て居られるように暗い所を作ってあげます。
それも、ヤモリに合ったかっこいいやつを探しました。
恐竜の頭蓋骨の破片をかたどってあります。
水と餌場
水とえさ場には、恐竜の頭の骨に似た感じの岩っぽいのを選びました。大きさや形は色々あるようです、また、同じ物を購入しても見た目が違って不自然ではなくて良いようです。
僕は今回はこれを使いました。
軽いとヤモリが手をかけて動いてしまうのですが、ある程度重さもあり可も無く不可も無くって感じです。安かったので満足です。
ヒーター
越冬用にヒーターを用意しました。電気代も安くてシンプルで良いと口コミの良い物を選びました。
ヤモリのエサ
ヤモリの餌は乾燥と生と有りますが、一番おすすめが昆虫食用の総合栄養食です。
製造元の袋の裏を抜粋をしますと、
安心レトルト加工:レトルト殺菌済みで病原菌や寄生虫がいない。合成保存料の使用をしていない。
フンの臭いが減少:生餌に比べ臭いが減り掃除が簡単になる。
と書かれています。
ヤモリにも飼い主にも良さそうです。
ヤモリの購入は?値段は?
今回はヤモリは家に来たヤモリを飼育する事にしたのですが、購入する場合はペットショップで販売しています。
ネットで検索しても、ニホンヤモリの販売はあまり出てきませんがペットショップに問い合わせてみると取り扱いがある場合があります。ヤモリを飼育するグッズは通販の方が楽で安い場合がありますが、生体のヤモリはお近くのペットショップにお問い合わせする方が確実です。
価格は、おおよそ1,500円-3,000円が相場のようです。
まとめ
最初にヤモリを飼育しようと思った時は簡単なプラスチックの水槽に入れておけば良いかなくらいで考えていましたが、調べていくうちにハマりました。
ケージやそれに入れるグッズも懲りたくなります。今後は、ヤモリの飼育する環境を整えるのが一番ですが、グッズやケージの中ももっと充実させていきたいと思います。
次は、淡水魚も検討中です。
おたまじゃくしの飼い方を水槽の環境作りからエサの種類と与え方までを説明しています。