
今年トケイソウを植えました。夏の西日をよけるのと外から家の中が見えなくする目的で、朝顔かトケイソウで悩んでいましたが、トケイソウにしました。
理由
- トケイソウは育てやすい(直射日光や水やりに、そこまで神経質にならなくて良さそう。ある意味勝手に伸びてくれる?)
- トケイソウは長く持つ(半年くらいは楽しめるようです。)
以上の理由で選びトケイソウに決めました。
購入して植えて体験して解った事もあるので、備忘録的に残しておきます。
これから植えようか考えている方は参考にして頂ければと思います。
トケイソウの説明・種類
まずは、トケイソウって何?って所からです。
良く緑のカーテンとして、ガーディニングで使われていることがあります。
wikiとかで見ても難しく書いてあり分かり難いですね。簡単に言うと
トケイソウはトケイソウ科・トケイソウ属に分類される植物の総称であり、狭義には Passiflora caerulea と言う種の和名である。
学名: Passiflora caerulea分類階級: 種上位分類: トケイソウ属出典:ウィキペディア
植物は解りますが、やはりよくわかりません。
もっと簡単に解りやすくすると、ようするにトケイソウはパッションフルーツなんです。
トケイソウとパッションフルーツ
全てのトケイソウがパッションフルーツの実をつけるわけではないようです。また、トケイソウの種類は500種類以上有ります。
そのなかで食用になる代表的な物は、「ブラジルトケイソウ」「グラナディラ」「オオナガミクダモノトケイソウ」です。
花がとても綺麗なのでそれだけで十分ですが、パッションフルーツを期待するのであれば、購入するときはネットでも園芸屋さんでも、説明が付いていたり聞く事が出来るので、その場で確認する事をおすすめします。
実が良くつく時は100個ほど着くみたいです。
ネットで見るとパッションフル-ツは、500円ー700円くらいでしょうか。僕の近所のスーパーでは1個1,000円くらいで売っていて、それを見たときびっくりましまた。
僕は、しっかり妄想して、うちのトケイソウが100個出来たら、90個は売ろう。良ければ90,000円!
すごい!小遣いになるぞ!と妄想していました。結果は最後に報告します。
トケイソウの植え方(庭)
では、さっそくトケイソウの植え方から説明します。
春から初夏の間に成長をするようなので、その時を狙って植えます。
まず、トケイソウの苗は自宅まで届けていただけるのでアマゾン方から購入しました。
僕は6月中旬に届けられたポットから地植えしました。
育て方
まず、最初に2階から園芸用ネットを垂らし、地面で止めます。
今回使用した園芸用ネットは3.6m×3.6mの大きさの物を使いました。
トケイソウの育つ目安ですが、1つの苗で1.5畳ー2畳分の大きさに成長するようです。
これを目安に、ベランダなのか1枚窓用のグリーンカーテンにするのか決めると良いと思います。
園芸用ネットも1.8mごとに色々サイズがあるので、助かります。
どのサイズも4角に縛る用のビニールのロープがついています。また、延長用の長いビニールのロープもついています。
ネットの下側を地面と止めるのには僕はテントの金属製のペグを斜めにさしてつかいました。
ネットの網の目に引っ掛けるように差し込むだけです。
台風の時も問題ありませんでした。
台風対策(風・塩害)
グリーンカーテンは夏の強い西日の対策には、とても有効でエコです。
ただ、園芸ネットを使っている場合、台風などの強風がとても心配です。
まず、園芸ネットは強度が心配です。園芸ネットが切れたり、外れたりして近所に飛んで行って被害を出したらどうしよう。
園芸ネットを止めているペグが飛んで行ったらどうしよう。
トケイソウはネットから外れて折れてしまわないか?
などなそ、いっぱい心配があります。
なので、僕は台風の来る直前の明るいうちに、ペグの強度を確かめ、トケイソウは園芸ネットに麻ひもで20cm間隔くらいに優しく縛りました。
園芸ネットも揺れるので、少しは動きが取れるように園芸ネットにギュッと強く縛るのではなく、1cmくらいのわっかをを作って縛りました。
翌日、問題ありませんでした。台風の雨風の被害はないようです。
よかった。
と思ったら、台風が海の水を大量に降らせたのが原因でトケイソウの葉っぱが変色しました。塩害です。
濃い生き生きとした色は薄茶のところが出て、みどりも薄くなりました。
翌日水道水で洗っておけば良かったと後悔しています。
ちなみに、庭の他の草木も同様で台風の雨風の塩害にあいました。
雨風邪対策は良かったと思ったのに、塩害とは。。。残念。
トケイソウを越冬用に準備
トケイソウは購入する時に多年草と書かれていますが、日本の気候では場所によって冬を越せないようです。
目安は霜が降りる地域は難しいようです。
僕のところも、難しい地域なのでトケイソウの越冬対策をします。
少し大きめの植木鉢を用意します。
僕は、このテラコッタのM8号を用意しました。
上のテラコッタには、この受け皿がちょうど良いです。
やり方は簡単です。トケイソウを地面から70-80cm辺りでカットします。葉っぱはあまりなくても良いです。根の周りをやさしく掘り起こし、土と一緒に植木鉢に移します。足りない土は堀田廻りの土をほぐして柔らかくして足してください。完了したら添え木をさして仮に止めます。あとは、水をたっぷりあげて日当たりの良いところに置きます。
直射日光はなくいても良いようですが、日の光が入る場所においてください。室温はできれば12度を下回らない方が良いみたいです。
その他、僕は夏からトケイソウの挿し木を来年用にやっておきました。人とやり方が違うのかもしえませんが、僕は深めのグラスにトケイソウの先端部粉を20㎝ほどカットしたものを、そのままさしておいただけです。10日ー2週間ほどで白い根が出てきます。それを小さな植木鉢に移して育てています。
そのほか、特に気を付けたことはありませんが、挿し木用のコップの水は毎日きれいなのに変えています。液体肥料は使っていません。これくらいです。簡単に挿し木の準備が出来ます。
トケイソウの花言葉
最後にトケイソウの花言葉には、「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」があります。
これは、トケイソウがキリストの書影を象徴する花とされたことによるようです。
まとめ
如何でしょうか、グリーンカーテン簡単にできそうでしょ。しかもトケイソウなら果実まで出来ます。
で、最初書きました今期のパッションフルーツの収穫は!
ありません。
花が咲きませんでした。1つも。。。
調べたら、1年目は花が咲かないことがあるようです。
と、いうことで来年に期待!